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夏競馬の新たな試み〜単勝・3連単軸2頭マルチ〜

こんにちは!
いつも単複馬券の備忘録をご覧いただき、ありがとうございます。

今回は普段の予想報告や事前予想ではなく、馬券に対する考え方や新たな試みを実践する上で、自分の頭を整理する意味でも必要な記事だと感じたので、書くことにしました。

目次

夏競馬で好成績を出すための新たな試み

すでにこのブログやFacebookページを見ていただいている方には発信していますが、私自身、夏競馬があまり得意ではありません。苦笑
むしろ、苦手意識があるくらいです。。。

では、なぜ夏競馬に苦手意識があるのか。その要因は二つあると思っています。

一つは単純で、これまでの馬券の成績が良くないからです。。
何事もそうかもしれませんが、上手くいかないことに対しては、どうしても苦手意識を持ってしまいがちですよね。
「苦手意識」に対する取り組みとして、「あえてやらない、回避する」というのも一つの戦略としてはアリだと思っています。
つまり、今回の場合で言えば「夏競馬は一切買わない」というのも悪くない考え方だと私は思っています。

とはいえ、競馬はこれからも続いていきますし、夏競馬も毎年やってきますので、回避するより、一層の事、得意になってしまおう!とすら感じているので、何かしらの形で打破できればと思っています。
この記事を読んでいる競馬ファンの皆様も、夏競馬に対して苦手意識がある方はいらっしゃるのではないでしょうか?
得意な方には関係ない話かもしれませんが、今回の試みは、決して夏競馬に限らず、上手くいけば今後の馬券スタイルとして定着させていきたいと思っています。
そういった意味では、なかなか馬券の成績が上がらないという方に少しでも参考になればいいなと思っています。

話を戻します。
苦手意識の二つ目の要因ですが、やはり夏競馬の期間中に出走する馬たちのレベル、レースレベルは関係していると思っています。
これは単純な話で、どの世代も有力馬はこの夏の間は休養に専念する場合がほとんどです。
もちろん、逆にこの夏の時期が得意で、それをステップに秋に臨む馬もたくさんいますので、全てではありません。
ただ、全体的に見れば主要な競馬場(東京・中山・京都・阪神あたりでしょうか)が開催されている期間に比べて、馬のレベルが落ちてしまうのは皆さんにもご理解いただけるのではないでしょうか。

つまり、レースのレベルが下がれば、それだけ紛れが多くなり、波乱となるレースが多くなる傾向にあると思っています。
ここでは具体的な数字を出して統計を出すことは控えますが、あくまでも私の印象です。
なので、この時点で「それは違う!!」と思われる方には、この記事はあまり意味がないかもしれませんね。

具体的な対策

では、具体的にどういった予想、あるいは馬券を買っていけばよいのかをまとめていきます。

まず、予想と馬券の買い方は以下のように設定してみました。
【打つべき予想印】
◎、◯、▲、△(2頭まで)

【馬券の買い目】
◎の本命
◎と◯を軸に、▲と△を相手にした3連単軸2頭マルチ

【買うレース】
出走頭数が12頭以内、もしくは重賞・メインレース

それぞれ、詳しく書いていきます。
今回は、少し細く書いていきますので、私にとってのこれまでの振り返り的な内容もあります。ですが、ある意味、私の経験を踏まえたことも書いていきますので、興味があれば、ぜひ最後まで読んでみてください。

予想印・本命について

競馬の基本は勝つ馬を当てること
これは私自身がこのサイトと、その前身のサイトを運営してきたときから、ずっと考えています。
いわば私自身の馬券における理念とも言えます。

その考え方は変わらず、まず何よりも本命馬の単勝は購入馬券として外せない馬券となります。
これは以前からずっと実践していることですので、変わりはありません。
私にとっては変わらないことですが、もし、いま馬券の成績で悩んでいる方がいらっしゃれば、ぜひ自分が本命にした馬の単勝を買ってみてください。
確かに、配当はたいしたことないかもしれませんが、資金を集中させることによって、意外と大きく勝てる場合もあります。
もちろん、的中率は決して高いとは言えませんが、競馬に絶対がない、ということも競馬の基本です

例えば、保険で複勝を買う、という考え方も決して悪いとは思いません。
実際、私自身も約3年間、本命馬の単複馬券を中心とした馬券スタイルを実践していました。3年間のうち、年間黒字を1年だけ達成できましたが、あとの2年は赤字に終わってしまいました。また、年間黒字を達成できた年も、1回の的中でかなり大きく利益を出せたレースがかなり大きく貢献したので、全体を通すと危なかったと言えます。
この辺りについては、また別の記事でまとめるようにします。

一旦まとめると、そのレースで勝つ馬を本命にして、単勝馬券を買う
これは変わりない馬券スタイルとなります。

予想印・対抗について

これは私が言うまでもありませんが、本命馬の次に有力と考えられる馬をピックアップします。

ですが、ここから先が直近の考え方と異なってきます。
これまでは、本命馬の単勝と本命から対抗への馬単1点、という買い方をしてきました。
この買い方にも当然メリットがあったからこそ実践してきたのですが、結果としては、ダブル的中できたレースは少なく、年間成績に直結するような実績は得られませんでした。この辺りのメリット、デメリットについても別の記事でまとめるようにしますが、デメリットの方が大きくなったかなと感じたので、辞めた感じです。

正確には、資金がもう少しあれば、買いたいというのが本音です。ですが、あえて「辞める」という選択をしたのは後で触れていきます。

予想印・単穴と白三角について

これまでの買い方は、単勝と馬単のみでしたので、基本的には本命と対抗があれば印は足りていました。
一方で、今回は3連単軸2頭マルチを買うので、相手がもう少し必要になります。

ただ、ここで大事になるのが、闇雲に印(相手)を増やさないことだと思っています。

小さく負けて、大きく勝つ

これは私が馬券を買うときの理念にしています。
この考え方についても、別の記事で詳しくまとめますが、根底にあるのは馬券は負けるものと考えているからです。
この理念に沿って考えると、当然相手を増やせば点数が増え、資金も増えます。
ここで大事なことは資金面になりますが、これは人によって異なります。
なので、あくまでも私が競馬に取り組む上での資金面をベースに書かせていただくと、相手は3頭までと設定しています。

つまり、単穴が1頭、白三角が2頭まで、となります。
(印は便宜的に打っているだけなので、上下はありません。要は相手が3頭までです。)

予想印のまとめ

ここまでの内容をまとめると、予想をする上で、本命馬を決めることはもちろんですが、その他に対抗が1頭と、相手を3頭選びます。

馬券の買い目・単勝について

これは言うまでもないので簡潔に書きますが、本命馬の単勝を1点買いします。
資金配分については後ほど書きます。

馬券の買い目・3連単軸2頭マルチについて

問題は、ここになります。
軸2頭ですので、本命と対抗が軸になります。
そして、相手の3頭へ流すわけですが、ここで「マルチ」を使います。
当然、点数は増えますが、私の資金面では、3頭までなら許容範囲内と考えています。
ちなみにですが、3連単軸2頭マルチで相手が3頭だと、合計で18点になります。
相手を2頭まで絞れば、合計は12点になります。

なぜ相手が3頭までかというと、本命、対抗も合わせれば合計5頭を選ぶことになります。
軸2頭は固定となりますが、マルチによって着順の固定がなくなるので、最有力の2頭とプラス3頭のうちの1頭が来れば、的中となります。
もっと言えば、予想するレースにおいて、何頭立てかは別として、5頭以上の馬に印を打つくことは、多すぎると考えています。
もちろん、それ自体が悪いと言いたいわけではなく、あくまでも私の感覚ですが、よく競馬番組などで予想を公開してる人の印を見ると、6頭も7頭も印を打っている方がいらっしゃいますよね。ただ、馬券に絡むのは3頭だけです(同着は少ないので除きます)。これも馬券における基本中の基本です。
なので、極論を言ってしまえば、予想印は3つ以上は必要ないことになります。それではなかなか的中できないので現実的ではないですが、とにかく印を増やす事は、私自身は好きではありません。

馬券の買い目・資金配分について

では、買い方を決めたところで、最も重要ですが意外と軽視しがちなのが、資金配分です。
私が実践しているのは、金額を常に一定にすることです。
具体的には、レースによって配分を大きく変えることはしません。(多少の増減はもちろんあります。)

これまでは、どうしてもG1レースになると躍起になってしまい、金額を増やしてしまうことが多々ありました。
そういった経験をお持ちの方、あるいは今もそうされている方も多いのではないでしょうか?
これ自体が悪いということはなくて、私自身もそれによって助けれられたことは何度かありますが、それ以上にリスクも伴います。

前述の通り、「馬券は負けるもの」と考えれば、常に「負けること」を頭に入れながら馬券を買うことが重要だと考えています。
資金面は人によって異なるので、具体的に「いくら買った方がいい」ということは言えませんが、私が大事にしている目安があります。
それは、買った馬券に対してストレスがない金額、というのがベストだと考えています。
もっと言えば、外れてもストレスにならない金額、が良いということです。

もし、たまにしか、それこそG1だけしか馬券を買わない、という方にはあまり関係ありませんが、恐らくこの記事を読んでいる方は、ほぼ毎週のように馬券を買っているのではないでしょうか?
少なくとも、私自身はそうです。
これは当たり前のことですが、競馬は一年中開催されており、馬券は一年中買うことができます。その中で、どのレースを買うかは、すべて自分で選択できます。私が書くまでもないことですが、意外と見落としがちな競馬の原理原則です。

なので、少なくとも年間を通じて馬券を買いたい私としては、目の前のレースだけを考えて買ってはいけないと考えています。ですから、買ったレースが外れたとしても、ストレスにならず、また次の馬券が買えるくらいの金額がベストだと考えています。

具体的な資金配分

資金配分については非常に重要だと考えているので、丁寧に書きましたが、私自身は基本的に以下のような感じで買っていきます。

【大原則】
1レースあたり1,000〜3,000円まで

◆パターン1:単勝のみ
これは相手が見つからず、本命馬だけしかピンとこなかった場合です。
本命馬の単勝のみ、1000円とか1500円くらい買います。(単勝オッズなども考慮します。)

◆パターン2:3連単の相手が2頭の場合
単勝:800円or1800円
3連単軸2頭マルチ:1,200円(12点で100円ずつ)
合計:2,000円〜3,000円

本命、対抗以外にあと2頭選んだ場合、3連単は12点になるので、100円ずつ。
残りで単勝を買い、予算内で収めます。

私自身は、この買い方で的中できるのが最も理想的だと考えています。
合計が2000円だとすると、単勝で2.5倍つけば回収はできます。
単勝2.5倍なら一番人気のケースが多いと思いますし、それ以上なら、なお良いのは言うまでもありません。
ただ、オッズにこだわっているのではなく、あくまでもそのレースで勝つ馬を選ぶという点が前提になります。
そして、3連単が的中すれば、どんなに堅くても3,000円くらいにはなるはずです。
3連単のメリットは、万馬券も当たり前のように出る配当が見込める点ですよね。
さすがに相手をかなり絞っているので、10万馬券とかは難しいかもしれませんが、この買い方で万馬券が取れればだいぶプラスになりますね。

◆パターン3:3連単の相手が3頭の場合
単勝:200円or700円or1,200円
3連単軸2頭マルチ:1,800円(18点で100円ずつ)
合計:2,000円〜3,000円

とはいえ、なかなかパターン2の買い方で3連単を的中させるのは難しいですし、無理に絞る必要はないと思います。なので、この買い方がメインになるかなと考えています。単勝の金額はその時の資金状況やオッズによって変わりますが、合計は3000円までで収める前提です。

仮に、単勝200円で5倍くらいの馬を買って的中した場合、トータルではマイナスになりますが、資金を回収できるだけでも良しとすべきです。もし単勝、3連単のどちらも外れたとしても、2000〜3000円しか買っていないので、そこまで痛手にはならないかなと思います。
(繰り返しになりますが、金額的に痛手になるかどうかは人にとって違いますので、あくまでも私の感覚です。)

1頭増やすことで、3連単が的中できる可能性は多少なりとも上がりますので、的中できれば大きいですね。

なぜ、3連単軸2頭マルチを選んだのか

最後になります。
では、なぜ今回私は馬単ではなく、3連単軸2頭マルチを選んだのか、についてです。

話を戻すと、今回の取り組みは夏競馬で好成績を出すというのが前提にあるとお話ししました。
そもそもですが、今年の夏競馬をどうやって乗り切ろうかと、いろいろ考えながらレースを見ている時に、ふと気付いた点があります。

それは、降級馬やキャリアが浅い馬が断然人気になり、その馬が2着、3着に負けるパターンが多い気がしたからです。
これも冒頭で書いた「紛れ」かもしれませんが、特に1倍代の断然人気を集める馬が取りこぼしてしまう印象が、春や秋よりも多いような気がします。

もともと、1倍代の馬の単勝はリスキーなので買わないですが、馬単は割と買っていました。しかし、馬券に絡んでも2着や3着では、不的中になってしまいます。とはいえ、大敗することもあまりない印象で、結局「取りこぼし」が目立つな、と感じたのが大きいです。

実際に、断然人気の馬が敗れると、単勝・馬単・3連単の「単系馬券」の配当に旨味が出てきます。夏競馬ではありませんが、まさに今年の安田記念(モーリスが2着)はそれに該当しますよね。

また、前述の通り競馬に絶対がない以上、1着〜3着というのは、いくらでも紛れがあるものです。
レースによっては1着・2着をズバリ的中して単勝・馬単のダブル的中ができたレースもありました。しかし、全体的な印象としては、単勝が的中できても馬単が的中できない、あるいは本命馬は馬券に絡んでいるが、取りこぼしてしまった。というケースが多い印象がありました。

そこで、
・小さく負けて大きく勝つ
・競馬に絶対はない
という私の根底にある考え方に沿って考え抜いた結果、今回の3連単軸2頭マルチが良いのではないかと考えた次第です。

これなら、単勝を的中させるという基本を押さえながら、もし本命馬が敗れても、対抗と相手が馬券に絡めば的中でき、的中したときの配当も馬単より大きくなるからです。
馬単だけでは、どうしても「大きく勝つ」の部分で苦戦してしまった、という経験もあります。的中できても、10倍前後の堅い馬券が多かったのですが、その割に、やはり的中率はどうしても高くはありませんから、その辺りが馬単1点買いの壁かなと感じた次第です。

まとめ

かなり長くなりましたが、最後まで読んでいただいた皆様には感謝いたします。
私自身も、まさにこれから実践していく考え方なので、まだまだ検証中ですが、ぜひ一緒に実践していただけたら嬉しいなと思います。
もちろん、これが正解かどうかは分かりません。
しかし、こうして実践する前の根拠や原理原則、ルールなどを設定しておくことで、あとで振り返ることができると思っています。
そういった意味で、今回の記事は「ノウハウを教える」といった偉そうなことではなく、自分の頭を整理するために書いている目的が大きいです。
とはいえ、何か少しでもお役に立てれば幸いに思います。

最後までお付合いいただき、ありがとうございました!

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この記事を書いた人

競馬観戦2002年〜馬券2009年〜
生涯収支は確実にマイナスも単複馬券を運用した2014年と2023年は年間収支プラスを達成。
このブログでは馬券の運用状況や騎手の騎乗内容解説を中心とした単複馬券の備忘録を書いていきます。

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