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2024年 単複馬券投資マイルール

目次

2024年 単複馬券投資マイルール
「基本を徹底する」

15年以上も馬券を買ってきて、ようやく気付いたのです。

本気で継続的に馬券で勝つためには才能もデータも関係ない。
ただひたすら、基本に忠実に馬券購入(投資)することだと。

2024年は明確に狙う騎手を決め、単複馬券で淡々と運用することに決定。
これまで数々の運用方法を試しては失敗してきた私にとって、この方法しか残された道はありません。
あとは、やるだけです。

途中でマイルールを大幅に変更することもせず、ひたすら単複馬券で運用し続ける。
負けても焦らない。勝っても驕らない。
自信を持って、勇気を出して向かっていく。
それしかないと、ようやく決心できるようになりました。

その基本こそが、これから皆さんにお伝えする私のマイルールでもあります。

基本その1
事前に買うレースを決める

原則メインレース

皆さんは「時間があるから」といった理由で、目の前のレースを適当に買っていませんか?
あるいは1日に買うレースや購入金額を決めずに買っていませんか?
私は馬券を買う行動=投資だと考えています。
そのため、まず最初のマイルールは事前に買うレースを決めておくことです。
それがメインレース

メインレースはその日の中で最もグレードが高いレース。
重賞を中心にオープン(リステッド)などが組まれており、経験豊富な馬が集まり、賞金も高い。
もちろん重賞だからすべて買うわけでもなく、その中でもしっかり選ぶ必要があります。
一定のデータがあって過去の傾向が把握できる古馬のレースが中心
その条件に合致して勝てそうならメインレースに限らず投資すべきなので「原則メインレース」としています。
一方で、やみくもに手を広げるのも悪手のため、「原則」メインレースを狙うのが重要です。
(回避すべき条件も併せて重要になります)

最大の目的はリスクを回避して無駄な投資を減らし、資金を集中させることです。
その本質・目的がブレなければいいのです。

本気で月40,000円の利益を目指すなら
馬券購入は投資と捉えるべき。
方針を決め、行き当たりばったりで買ってはいけない。

基本その2
買う騎手を決める

重賞レースを中心に投資すると決めたら、次なる思考は「重賞を勝てる騎手を狙おう」となります。
騎手は競馬のレースにおいて重要な要素です。
一流騎手とそうでない騎手の技量には明確な差があります。
私たちが投資すべきは当然、信頼できる一流騎手たちです。
間違っても二流三流騎手に大切な資金を預けてはいけないのです。

2024年、私のマイルールに設定している騎手は以下の通りです。
※途中で追加する可能性はあります

  • クリストフ・ルメール
  • 川田 将雅
  • バウルジャン・ムルザバエフ(短期免許)
  • ライアン・ムーア(短期免許)
  • ダミアン・レーン(短期免許)
  • ジョアン・モレイラ(短期免許)
  • クリスチャン・デムーロ(短期免許)
  • オレリアン・ルメートル(短期免許)

もはや説明不要のリーディング上位に君臨する一流騎手に加え、世界で活躍する短期免許取得の外国人騎手。
彼らへの投資は、その騎乗技術への信頼ともいえます。

基本その3
券種を固定する

単複馬券(単勝・複勝)

そして買う券種も決めます。それこそが単勝と複勝の単複馬券です。
本命馬1頭を狙えばいい、シンプルかつ再現性の高い馬券です。
15年以上馬券を買い続けてきた結果、「私には複数の馬を的中させる馬券で稼ぐのは無理だ」という論より証拠でもあります。

また本命馬1頭だけを狙う単複馬券は分析の効率化にも役立ちます。
たとえ外れたとしても、レース映像を集中して観られるので、自分だけのデータベースを構築できます。
これが複数の馬を追うとなると大変で、分析にも時間が掛かって効率的ではありません。自分の大切な時間を競馬だけに費やすわけにもいかないので、総合的に合理的だと判断しました。

競馬の基本は勝つ馬を当てること

基本その4
オッズを決める

単勝3倍以上
複勝1.7倍以上

ここまでのマイルールに合致していても、イクイノックスのようなガチガチの単勝を買うわけにはいきません。
競馬には必ず落馬や落鉄のリスクが付きまといます。
リスクよりも、リターンが大きくなければ勝てません。
その逆がリスクが大きく、リターンが小さい状態。つまりオッズが低い状態です。
1番人気が必ず勝つわけではなく、勝つ時はどんな人気だって勝ちます。
そういった意味でオッズは最も重要な判断材料ともいえます。
いい意味で「どうせ買うならリターンが大きい方が良い」という考えです。

もちろん闇雲に大穴、人気薄を狙うのも悪手。
現実的には単勝なら3~10倍くらい、複勝なら1.7~3倍くらいがねらい目となります。
ただ上限を決めるとリターンも制約されるので、下限だけ決めるのがマイルールです。

リスクを小さく、リターンを大きくすれば勝てる

基本その5
買う金額を決める

単勝
5,000円 or 10,000円
複勝

10,000円 or 20,000円

ここまで決まっていれば、だいぶ思考もクリアになります。
しかし、本気で勝つためにはもう一歩足りません。
金額で迷ってしまったのが、過去の失敗でした。
大きく勝負した時に外れ、小さい金額で的中していたら、トータルでは負けるのです。これも過去の痛い失敗です。

そこで、買う金額も決めます。
馬券の金額を増やすのは一般的に「勝負レース」と言われます。
しかし、それは自分の都合であり、自分で勝手に決めた勝負レースで的中できるとは限りません。

上記の金額を投資できないと迷うくらいなら買わない方がいい。
どうせ買うなら、上記くらいの金額は投資した方がいい。

とはいえ一つの金額に固定するとリターンにも限度があるため、上記パターンからの選択にします。

基本その6
避ける条件を決める

不良馬場(絶対)
キャリアの浅い2歳・3歳戦(基本)

最後は基本その1で決めたレースにおいても、避けるべき条件があります。
絶対に避けるべき条件は不良馬場です。
ご存じの通り、不良馬場は最悪の馬場状態。
とてもまともなレースができる状態ではなく、マイルール2で決めた騎手、特にリーディング上位や外国人騎手はハッキリ言ってやる気を無くします。
そんなレースに投資するのはリスクしかありません。

またキャリアの浅い2歳・3歳馬のレースは、たとえメインの重賞であっても基本的には避けるべき。
理由はシンプルに何が起こるか分からないから。
たとえ人気馬でも悪癖があって外側に行ってしまうとか、メンタルが未熟だとか、成長過程の若馬にはリスクが付き物です。
とはいえ、基本その2で設定した騎手、中でもルメール騎手や川田将雅騎手は若馬でも勝たせることができる超一流騎手です。
不良馬場は絶対に避けたほうがいい条件に対して、キャリアの浅い2歳・3歳馬のレースは基本的に避けるべきだが、絶対ではない、と考えています。

出口を明確にしておく

月40,000円
年間480,000円
の利益
を目指す

ここで冒頭に書いた「今の収入から月40,000円増えたら」という話になります。
私は馬券購入という投資行動によって月40,000円、年間480,000円の利益を目指しています。
この金額には明確な理由が2つあります。

  • 一時所得の特別控除範囲内
  • 現実的な金額

一時所得の特別控除範囲内

突然難しい言葉を出しましたが、要するに「確定申告しなくていいギリギリの利益額」が年間48万円です。
簡単に言えば、馬券で得た利益が年間50万円を超えると確定申告が必要になります。
この「利益」には「はずれ馬券の購入額」は含まれません。
年間利益が50万円以下なら確定申告せず、合法的に馬券で得た利益を全額そのまま懐に収めることができます。

これは一時所得の計算方法を見れば分かります。
(馬券で得た利益はほぼ全ての人が一時所得です)

一時所得の金額=総収入金額−必要経費−特別控除額(最高50万円)

「必要経費」は「的中馬券の購入額」です。
また特別控除額が最高50万円なので、払戻から購入額を引いた金額が50万円以下なら特別控除で0円になるため、馬券の一時所得に関しては納税の対象外となるのです。

ちなみに「一時所得の金額」が1円以上になっても、最終的には「一時所得の金額×1/2」で算出した額が対象となります。
さらに給与所得など他の所得と合算して総所得金額を求め、税額を計算するので、人によって最終的な納税額も変わりますが、厳密には多少超えたくらいなら十分に手取りは残るので安心してください。

これは生きる上での常識。
つまり、何も考えず3連単などで一発大儲けしたほうが、後で納税を迫られ手取りが減る、もしくはマイナスに陥る危険性があるのです。

現実的な金額

2つ目の理由は現実的な金額であること。
40,000円を稼ぐのは大変なことです。
時給1,000円の仕事なら月40時間。
1日5時間働いても8日必要です。
平日週5日フルタイムで働いているなら、休みの土日2日を4週間。
つまり土日の休みもすべて働く必要があります。
短期間なら耐えられるかもしれませんが、継続するのは不可能。
身体を壊してしまいます。

休みを潰してまで働く代わりに、馬券購入という投資によってその稼ぎが生まれるなら魅力的ではないでしょうか。
逆に言えば、それ以上の何十万円、何百万円を狙ってはいけないのです。
もちろん競馬・馬券の楽しみ方は個人の自由ですが、少なくとも真剣に資産を増やしたいと考えている、いまこのページをお読みのあなたなら、ご理解いただけるはずです。

撤退ラインも決める事

最後に私が過去の失敗から学んだことですが、一定の損失を超えたら、潔く撤退すること。
また馬券に投資できるだけの資金が貯まるまで仕事に精進すること。
競馬が人生のすべてではありません。
株式など他の投資もそうですが、100%勝てる方法、絶対に儲かる方法は存在しません。
負けるリスク、資金が減るリスクは当然あります。
だからこそ、自分の中で「無くなっても痛くない範囲の金額を投資する」のは大原則です。
その金額は人によって異なります。
それは自分自身で決めればいいことです。
そして一定の損失を超えたら潔く一旦撤退して、時間をおくのです。
馬券に限らず、投資において大事な考え方です。

2024年も本気で、継続的に馬券で勝ちたい。

その想いが根底にあります。
絶対にあきらめない。
絶対に勝つ。
でも興奮はしすぎない。
基本を徹底してマイルール通り淡々と。

みなさんも、一緒に勝ちましょう。

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この記事を書いた人

競馬観戦2002年〜馬券2009年〜
生涯収支は確実にマイナスも単複馬券を運用した2014年と2023年は年間収支プラスを達成。
このブログでは馬券の運用状況や騎手の騎乗内容解説を中心とした単複馬券の備忘録を書いていきます。

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