勝負を急ぎ過ぎた。
1月の月間収支はマイナスだったが、まだ1回の的中でプラス転換できる程度のものだった。
それを取り返そうという焦りが内心どこかにあったのかもしれない。
2月に入ってわずか2週しか経っていないが、マイナス収支が広がってしまった。
東京新聞杯ではウンブライルに単勝10,000円複勝20,000円を投じたが結果は惨敗。
こうした不的中が一気に収支を悪化させている。
だが、ここで悲観していても仕方ない。
冷静に現状を分析して、改善策を決定して、実行するしかない。
投資にはリスクがつきもの。
当然、それを理解したうえで取り組んでいる。
的中率100%は不可能だし、競馬に絶対は無い。
予想や情報を売っている奴らは良いことしか言わないかもしれないが、私は悪いこと、厳しい状況も赤裸々に発信していく。
それがリアルだからだ。
皆さんも一緒ではないでしょうか。
良い時もあれば悪い時もある。
だから良い時に調子に乗ってはいけないし、悪い時に諦めてもいけない。
私が発信している理由は自分の頭を整理することだが、実際に自分自身の記事やツイートを後から見直して、自分自身の判断に役立てている。
ブログもSNSも誰でも閲覧できるから、その発信がもし誰かに届いて、少しでも参考になったら嬉しい。
そんな想いで書いているから、別に情報を売りたいわけでもない。
そこの欲は無い。
複勝の的中率が悪化
さて、本題に入ろう。
現状の課題は複勝の的中率が悪化していること。
複勝は最も的中する可能性が高い馬券。
その分だけオッズ(リターン)も小さい傾向にある。
人気馬が飛ぶなど、場合によってはリターンが大きい時もある。
しかし、最も重要なのが的中率。
「当たってなんぼ」の券種といえる。
だからこそ、ある程度まとまった金額を投資しないと回収できないから、不的中が続くと損失が広がってしまう。
何度も書いているが、「複勝は保険ではない」。
単勝は勝つか負けるかの二択。
それに対して複勝は1,2,3着と3枠ある。
確かに単勝よりは的中しやすい。
しかし、8頭立てでも18頭立てでも、4着以下は全てハズレとなる。
少し枠が広がるだけで、保険でも何でもない。
保険とは万が一のリスクに備えて用意しておくもので、その万が一が起きたら一定の恩恵が受けられる。
競馬に確実・絶対がない以上、保険などない。
当たり前だが、「ハズレても一定の金額は返ってくる」という仕組みがない以上、複勝は保険でも何でもない。
そういった意味では株式投資の方が、まだリスク回避はしやすい。
自分が思い描くシナリオから外れ、予想外に株価が下落したら、その時点で損切りができる。
つまり「自分の想定とハズレても一定の金額は返ってくる」仕組みになっている。
不動産も購入時から価値が下落したとて、ゼロになることは、ほぼない。
単勝のみで収支改善を狙っていく
とにかく複勝は不的中が続くと、投資額も大きいから、それを回収するために更に投資額を増やすしかなくなる。
当然、無尽蔵に投資額を増やせるわけではない。
であれば、投資額を減らしてリターンを増やすしかない。
リターンが最も大きいのは3連単だが、これも的中しなければ意味がない。
これは私自身の経験だから皆さんと違うかもしれないが、私はとにかく2頭以上の券種を的中させるのが苦手だと認識している。
いくらハイリターンが見込めても、的中しなければゼロになる。
いくら投資額を減らしてもゼロが続ければ収支は悪化する。
こうした背景もあり、今後は単勝のみで収支改善を図っていきたい。
複勝すら的中できてないということは惜敗ですらなく、勝負になっていない。
ならば考え方を変えて、勝ち切れる馬と騎手を選ぶしかない。
要するに自分自身の中で負け癖が付いている状況だから、勝ち癖を付けていかなければならない。
的中率は下がるが、複勝すら的中できてない現状を踏まえると、現実的な戦略だと考えている。
もちろん場合によっては複勝でもハイリターンが見込めるケースもある。
また、基本は単複馬券で運用できるに越した事はないと考えている。
ブレているわけではない。
複勝は保険じゃなくて利益の積み重ねである。
ただし、それは収支的に余裕がある状況でこそ効果を発揮する。
自分が想定したシナリオとは違う結果になっている以上、改善が必要である。
そのための方法として、当面は単勝のみを中心とする。
その他のマイルールは変更せず、「単勝3倍以上・5,000円・一流騎手・メインレース」という基本構成で何とか挽回していきたい。
正直、昨日は久しぶりに落ち込んでしまった。
私も人間だから、不的中が続けば辛い。
だが、ここで諦めてはいけない。
負けたままでは終われない。
もちろんやけくそになってはいけない。
撤退ラインは決めているから、そこはしっかり守る。
その中で、できる限りは諦めずに取り組んでいきたい。
人生も、仕事も、投資も、負けたままで終わってはいけない。
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