2021年の有馬記念が終わった。
最近ではホープフルSがG1になったことで有馬記念が締めくくりではなくなった。
とはいえ私にとっては終わりみたいなものなので、秋から再開した今年の振り返りと今後の課題・目標を書いていきたい。
秋競馬で取り組んだ競馬予想・馬券スタイル
以前にも書いたとおり、この秋競馬から久しぶりに競馬(馬券購入)を再開。
年間成績はプラス収支
『複勝大勝負プロジェクト』と題してスタートした挑戦。
結果だけいえばプラス収支となった。
数字は下記の通り。
購入合計:170,000円
払戻合計:201,600円
収支:+31,600円
的中率:54%
結果だけ見れば年間収支がプラスになったのは良かった。
とはいえ、実際には終盤でブレてしまったり、出口がハッキリと見えてなかったのは反省点。
終盤でのブレ
今回スタートした『複勝大勝負プロジェクト』は複勝1点にそれなりの資金を投下する方法。
つまり毎回の馬券購入には、それなりに精神的な負担もかかった。
実際にやってみて感じたので間違いない。
途中、秋華賞の終了時点で払い戻し合計が191,500円まできた。
購入合計が135,000円だったので収支はプラス56,500円。
この時点で明らかに馬券口座の残高も増えていたので、成功している実感はあった。
しかし、ここから問題が発生する。
この稼いだお金を守りたい、減らしたくない、という守りの姿勢になってしまった。
結果として勝負する(馬券購入する)レース自体が減ってしまい、チャンスを逃す機会が増えた。
勝手に方針転換
そしてあろうことか、今度は少ない金額で大きなリターンを狙う買い方に方針転換してしまった。
具体的にいうと、馬連・馬単・三連複・三連単を1,2点だけ買い、集中投資で的中した時のリターンを大きくする方法をとった。
別にどう馬券を買おうが自由。
誰かに予想や情報を提供したり、競馬を仕事にしてるわけじゃないから勝手である。
しかし、競馬に限らず株式投資などでもそうだが、自分が決めたルールを破ってうまくいくことはない。
少し的中があったので一見うまくいきそうにみえたが、結果としてズルズル不的中が続き、せっかく稼いだお金を減らしてしまった。
本当に情けない。
本気で勝つならブレないこと
私は競馬(馬券)で本気で勝ちたいと考えている。
とはいえ、これだけで食べていこうなんて考えは無い。
家を建てるとか高級車を買いたいとか、そんな大それた夢もない。
ただ堅実に稼いで資産を増やしたい。
そして増やした資産を別の投資に回したい。
その想いが私にとっての「本気で勝つ」定義である。
であれば、ブレちゃいけない。
自分のスタイルを貫き、結果負けて退場を迫られたら諦める。
基本中の基本を忘れてしまっていた。本当に反省である。
出口を決めて勇気を出す
失敗を反省し、次に活かす。投資でもビジネスでも同じこと。
今回の失敗として、途中資金が増えたことによって弱気になった自分がいた。
今思うと、明確な出口戦略がなかったことが原因だと考えている。
出口戦略とは、どんな投資やビジネスにも必要。
そもそも馬券はリターンが保証されていない。
むしろマイナス収支で終わる人がほとんどではないだろうか。
私にとって、競馬は趣味でも本業でもなく、副業になろうとしている。
特別な感情は無いし、負けても、いいレースだったから良かった、なんて微塵も思わない。
自分の大切なお金を投下するんだから、勝ちたい。
これこそ私の中での本質。
新聞記事じゃないので全レース予想する必要もないし、毎週買う必要もない。
的中する可能性が高いと判断した複勝を買う。
極論、的中率100%を達成すれば絶対に負けない。稼げる。
現実的には難しいとしても、その可能性を上げる努力はできると考えている。
稼いだお金はちゃんと引き出す
お恥ずかしい話だが、私の馬券口座は入金ばかりしているものの、ここ数年で引き出しした記憶がない。
もしかすると、同じ経験をしている方も少なくないかもしれませんね。
でもそれでいいわけがない。稼いだお金はきっちり引き出し、現金にして生活の足しにする。
ここまでを出口戦略と位置づけたいと考えている。
競馬(馬券)を副業にしてステップアップ
今一度、自分にとっての競馬(馬券購入)を考えてみた。
先ほども書いたとおり、それは「副業」がしっくりくると感じる。
本業ではないが、趣味でもない。
お金を稼ぎながら競馬に対する知識や経験を増やしていく。
お金を稼ぐことは直接的な収入増につながる。
そして知識や経験を増やすことは、いずれ競馬が別の収入源、例えば情報発信などにつながる可能性も秘めている。
そもそも、このようにブログで記事を書いたり、SNSで発信するのも情報発信の一環。
どこまでいっても競馬が本業になることはあり得ない。だが、副業で収入を増やすことは可能だと考えている。
2022年こそ、しっかりブレずに取り組んでいきたい。
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